皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?
たまに戦う弁護士&心理カウンセラーの小川正美です。
今日は、ジャズオーケストラのコンサートに行ってきました。管楽器・打楽器・ピアノのビッグバンド+弦楽器。贅沢ですねえ。
オーケストラを聴きに行くといつも思うのですが、なんでミュージシャンたちは、ああも各楽器に相応しい風貌なんでしょうね。ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、トランペット、サックス、ホルン、クラリネット、ドラム、パーカッション、ピアノ・・・。「うん、この人はそうだよね。」といずれも納得の感じ。あれですかね、夫婦とかペットと飼い主はだんだん似てくる、っていうのと同じでしょうか。
しかも、今日は、途中で寝落ちしちゃいました。クラシックならまだしも、ジャズオーケストラで眠るって、我事ながらいったい・・・と思いますが、なんとなく、その時の曲に対して反応したくない!という感覚で、深く自分の肚に潜っていったら、うとうとしちゃったのです。
その曲が終わって2曲後くらいには、哀愁溢れる短調のエモーショナルな曲だったのもありますが、なぜか20世紀半ばから1970年くらいの社会の感覚みたいなものがグワーッと迫ってきて(生まれていないのに、笑)、哀しく切ない感情が溢れてきて、そこから母の生きた時代のイメージと最終的に天に召されたイメージ(実際の死の時ではなく、見知らぬ場所でのお葬式)がやってきて、涙がぶわーっと流れました。
その後も数曲あって、最後は「リベル・タンゴ」だったのですが。ご存知のとおり、あの曲も哀愁系なのですが。
全く感情を揺さぶられず、ただ曲に乗る楽しい感覚でした。
正面の良席だったこともあって、「オーケストラが私に音楽を届けてくれている♪ありがとう~」みたいな感じもありました。
不思議ですねえ。ライブにはセラピー効果があるのかもしれません。

と、長ーい前振りでしたが、今日は母についてです。
昨年11月に書いたこちらの記事の続きのような話です。
こちらの記事では、概略、
①私は、母の人生をなぞるように生きてきた(母も私も両親が早逝、夫を亡くした母に対して離婚した私、勉強が好き、仕事好き、でも内面は意外と乙女)。仲良し、友達母娘だった。
②でも、私はもうさすがにパートナーを得てもいいんじゃないか。母は母、私は私だ。と、母を手放すことに取り組んできた。
③だがしかし、なかなか理想のパートナーシップは築けないまま。
④実は、私は、母をかわいそうだと思っていたことに気が付いた。
⑤でも、実際、母は、かわいそうじゃなかった。
ということを述べました。
で、この分析も、かなりいいところをついていたのですが、盲点がありました。
それは、「もともとの私は母と似ていなかったんじゃないか疑惑」です。
上で言うなら①です。
私は、母と性格も生き方も似ていると思っていたけれど、実は、それは、父亡き後母(と弟)と上手くやったり助けたりするために、母に寄せて似せていった、後天的に形成した性格だったのではないか、という疑惑です。
思い当たるところはいくつかあって、
小さい頃の私は自由人でワガママで姫キャラだった記憶があること、
父は私を溺愛していたこと、
母は幼い頃の私がワガママを言うと「お姉ちゃんでしょ!」と非常に厳しく(と私は感じていた)私を叱ったこと
(それはおそらく姉がいながら長女役をやってきた母の姉(私の伯母)に対する怒りや母自身の長女たるものしっかりすべきという観念を私に投影していた)、
私自身、母の嫉妬を感じた経験が少しあること、
幼少期よりも大学以降母に性格が似てきてから、より母から可愛がられた感覚があること、
などです。
この疑惑に基づいて仮説を立てると、すっと腑に落ちる感じがするのですよね。
父亡き後、私は、自分の生存のために母と上手くやっていく必要ができ、かつ、苦境にいる母を助けたいと思った。
とはいえ、10歳の子どもは無力。
でも、母の望む人生、母を安心させてあげられる進学校から有名大学、企業、結婚と進む安定的人生を歩むことはできるかもしれない。
母は、自分に学歴がないことを嘆き、子どもに父親がいないことで自分や子ども達が社会から不遇をかこつこと、端的に言えば舐められることを非常におそれ、嫌悪していた(夫の突然死に接したのだから無理もない)。
更には、母は、女性であっても男性と対等に働くことが万一の配偶者死亡のリスクヘッジになるし、自分の選択した専業主婦という道を危ういとして嫌悪していた。
おそらくもう2度と戻れない専業主婦の道への未練もあったのだろうが、嫌悪しなければ、今の状況を否定するような気がしてやっていけなかったのだろう。
また、母は、会社において仕事の才能を開花させ、色々あれど、概ね楽しい仕事人生活を送っていた。このことも、会社員としての現状を肯定し過去の専業主婦を否定する感情に繋がったのだろう。本当は、過去を否定しなくても良かったのだけれど。
とはいえ、時代的にも、母の生い立ち(母の父も早逝していた)的にも性格的にも、母は、「女性は男性に守ってもらうのが一番」という昭和的価値観を根強く持っていた。実際、母は、専業主婦時代は父に、会社でも男性上司に守られてきた。
ゆえに、私が結婚して専業主婦になると言い出したことにも、母は、矛盾するようだが、反対はしなかった。
私は、こうした母の望みを叶え、母の価値観をインストールして、友達母娘をやっていました。
自分が母に合わせている、などと微塵も思わなかったし、生来的に似た者同士の母娘なのだと思っていました。
でも、たぶん、私は、母に寄せていたのです。
自分を守るため、母を守るため、母を安心させるため。
つまり、自分と母を愛するため。
だから、私は、ずっと長い間、自分のやりたいことが分からなかったのです。
大学に入っても、
就職しても、
結婚しても離婚しても、
母が亡くなっても、
弁護士になってでさえ。
私の一番の願いは、と言えば、
いつだって、私を守ってくれる男の人とパートナーシップを築くことでした。
恋愛の重要性に比べれば、仕事なんて。。。といった感じでした。
もちろん仕事はやるし、ワクワクすることもあるのだけれども。
ここでも、まだ、母の生き方を承継していたのです。
私は、私の人生を歩いているつもりで、自由なフリをして、いつも、横目で母の顔色、機嫌、感情を窺っていました。
母が亡くなった後ですら、いや、もしかしたら、亡くなってからより一層母の方を横目で見る癖は強くなったかもしれません。横目で見ても亡くなった母の姿は見えないのに。
そうすれば、母を近くに感じられるから。
でも、もう、それは止めていい。
だって、私は、もっと私らしく、私のままで生きていきたい。
ちゃんとしていない、弱くて、強くて、ワガママで、自由で、好き嫌いが激しくて、ふざけてて、小心者だけど肚が座っていて、何度も生きながら生まれ変わってきた、
めちゃめちゃ愛情はある、
めちゃめちゃ運がいいから何でか分からないけど上手くいく、
才能豊かな人々に恵まれている、
そんな私で。
そして、そんな私で、自由に楽しく生きるからこそ、尊敬し合い、愛し合うパートナーシップを築けるようになるのだと思うのです。
と、いうわけで!ステマタイムです!!
1月29日の土曜日、マミコちゃんとのオンラインイベント『なんでこの私に彼氏ができないのかしら?』に、集いませんか?
残1席となっております。
お会いできることを、楽しみにしております。
★こんなことをします
・事前課題があります。(①この私の魅力、 ②見る目のなかった男を成仏させようか、 ③私に相応しい理想のパートナー、 ④私が譲れないもの)
・当日は、「運命の出逢いは何度あってもいい」というお話のほか、主に事前課題のシェアをします。ご自分の魅力をたっぷり自慢して下さい!主催2人もシェアします♪
・①~④をシェアしたのち、自分でも気づいていない魅力をお互いに教え合い、予祝する(理想のパートナーとラブラブな様子をイメージしてニヤニヤ)。
★こんな方に
○自己肯定感が上がってきたけど恋愛はごぶさた
○外見も中身も自分なりに磨いていて今の自分が好き
○恋愛はないけれど概ね毎日楽しい
○理想は高いけど仕方ないよね、だって私だし。と思っている
○男の人からチヤホヤされるのは得意
○おじさんキラーである
○年下もいい
○同年代もいい
○とはいえ、結構小心者
○案外モジモジーヌだよね
○最近ナンパされた
○過去の恋愛・結婚の傷はまだあるかもしれないなあ
○実は自信があるところを謙遜しないでぶっちゃけトークしたい
○笑いながら自己肯定感を更に高めたい
○マミコちゃんや小川正美と話したい方
○動物好きな方(犬や猫が画面に登場するかもしれません)
★開催要領
・日時 2022年1月29日(土)13:00~15:30
・場所 各自のパソコン・スマホの前 (zoomを使用します)
・参加費 5500円(消費税込み)
・定員 4名様(残席1名)
★お申込みは
下記サイトから!