自分が鎧を纏っていたと気がついて、鎧を脱ぎ、本来の自分に戻り始めたら。
気分の波が激しい。
夜道が怖い。泣く。怒る。笑う。猫や毎日の暮らしを愛する。
概ね、ボーッとしている。
波は激しいけど、不安は減った。
体が変わった。よく眠る。
肩凝り、首懲りが減った。少し痩せた。
猫のおかげで掃除回数が増えてよく動く。
自分の意識の範囲が拡大したような感じがする。
ダメな自分も、スゴい自分も、許す。
嫌な自分も、怒ってる自分も、居て良し。人間だもの。
そう思えないときもあるけど、それでも、良し。
自分が鎧を纏っていたと気がついて、鎧を脱ぎ、本来の自分に戻り始めたら。
時間軸や優先順位がこれまでと変わって、スピードとか正確性とか結果とか数字に前よりも意味を見出だせなくなって、何だか弱くなったような感じがする。
でも、逆に、強くなったような気もする。鎧を纏っている人たちが、ただただ勝ちたい・相手を打ち負かしたいだけの、あまり建設的でない議論に、口角泡を飛ばして喧々諤々としているのを見たり、威嚇をしたりしているさまを見ると、その奥の弱さやツラさが透けて見える。
そこで、以前は、意図せずしてそのツラさを引き受けそうになってしまってトラブルになったりしたけれど、今は、それはその人の問題だと線を引く。
それでも、なぜか、仕事は以前より楽しい。
もちろん、仕事では、何となくという感覚で済まない部分も大いにあるけれど、そこは得意な人(時にクライアントさんに、笑)に助けて貰ったり、もともと思考的なことは得意ではあるので、何とかなる。
旧い記憶や感情や観念がどんどん出てきて、解放されていく。
特に、今年に入ってからは速いと感じる。
解放するまでは、ツラい感情が再生されたり、変わりたくないという抵抗が出てきたり、「べき」の観念が自分を責めたりしてしんどいけれど、解放すると、自由になる。
みんなが、生き方や価値観を見直し続け、新しいそれらを模索している現在。
自分が鎧を纏っていたと気がついて、鎧を脱ぎ、本来の自分に戻らないと、生きづらい世の中になってきたな、と感じる。
★ご参考