表現することは、自分を見つめること。
自分という器の中にあるものを探す旅。
遥か昔と思っていた、忘れた、乗り越えたと思っていた出来事から、
その抑圧した感情を、思い出し、取り出して、
そっと両手で埃を払い、見つめてあげる。
長い間見ないふりをしてきた感情の、
激しい怒りが蓋をしているその下には、
悲しみが、寂しさが、不安が、怖れが、
そして、更に底には、愛がある。
自分を投げ出してまで、大切な、自分や誰かや何かを、守ろう、勇気づけようとした気持ちが。
その愛が、大好きな何かを守れず、傷つき、自分を役立たずと責め続ける悲しみに変わってしまった。
悲しみはやがて怒りに変わり、他者や自分を傷つけるようになってしまう。
怒りや悲しみの底から、愛を自分の器の中から取り出すことができた時、
本当の自分の姿を、美しさを知り、
自分の弱さや醜さも、愛ゆえだったと受け容れることができる。
本当の自分に戻る旅の道のりの一瞬一瞬を切り取ることが、
自己表現なのだと思う。
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