LOVE LAUGH & LAW
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弁護士・カウンセラー 小川正美のサイト
猫たちに対して、「今こう感じてるのかな。
」「こうして欲しいな。」「こうしてあげたいな。」と私の感情が動くとき。
過去に、誰かや何かを上手く愛せなかった、こうして欲しかった、と思っているぶん、今度は上手く愛そうとしているのかもしれないな、と思いました。
それは、猫たちを擬人化して猫に没入して人間から目を背けているというわけではなく。
例えば、ああ、あの時両親を筆頭に私を愛してくれていた人はこんな気持ちだったのかもしれない、全然気がつかなかったけど、愛されてたんだなあ。と理解すること。
その愛に、今の私はこう応えたい、これが私の愛情です、昔は表現下手で分かりにくかったかもしれないですね、という実践することなのです。
そして、現時点での愛の対象が、物理的には新しくなっても、
その対象を愛することによって、過去に愛した誰かや何かにも、同じように愛を注ぎ、愛を受け取っている。
過去を「失敗」した、と否定するのではなく。
そんなことに気がつくと、
愛は増えるのだ、ということが実感できます。
もしかしたら、人が、何度傷ついても、誰かや何かを愛さずにはいられないのは、
より良く分かり合い、より愛を増やしたい、という本能なのかもしれませんね。