皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?
先日、ゆるスピ部(マミコちゃんと私が勝手に発足した部活。まだ何も活動していない(笑))部長サトヒーヌ(しかも部長は欠席裁判で決定)ことサトヒちゃんが仲間内で募集した育休中スペシャルカウンセリングを受けました。
サトヒーヌは、
ライフワーク研究家/心理カウンセラー/文筆家/会社員/母/妻
生粋のドラクエ愛好家
職業は、賢者見習い
であるほか、女性性研究家でもあります(勝手に命名(笑)このシリーズ記事がめっちゃ読み応えがある)。「女性性」を、男性性を駆使して論理的に整理して分かりやすく伝えてくれています。
そんなサトヒちゃんのカウンセリングを受けたときの私の最初の相談ごとは、「『分かっちゃいるのに止められない』罪悪感マニアな私、罪悪感を使って自己破壊行動をするのを止めたい」でした。
具体的には、私、先月から刑事事件の弁護人をしていまして、案件の内容がなかなかに人間が生きるということを考えさせられる内容でして。そうすると、私のあるあるパターンなのですが、無力感や罪悪感に苛まれて他の案件にも諸々不具合が出る、やる気が出ず仕事を積み上げる、罪悪感にまみれる、という悪循環に陥ってしまう。それが分かっているのに繰り返してしまう、この自己破壊行動をどうしたらよいでしょう、教えて!サトヒーヌ!という相談でした。
サトヒちゃんが注目してくれたのは、破壊的という私のフレーズでした。
「私から見たら正美ちゃんは穏やかでインスピレーションに溢れていて、柔らかくて、癒しオーラ満載なので(ありがとーーーーっ)、破壊的要素はないように見えるのだけど、以前にもペレ(ハワイ島の怒りまくってる火の女神)の話をしていたことが印象的で、そういう一面もあるんだねえ、と思っていた。」「どうして破壊的な自分を嫌ってしまうんだろう?」という質問を投げかけてくれました。
理由は、『怒り』が怖いから。
私は、平和主義なので、怒っている人を見るのも嫌だし、自分が怒ることもイヤ。
とはいえ、仕事で怒らなきゃいけないときもあるし、怒っちゃう時もあるし、プライベートでは怒りを抑圧している分大爆発してしまうこともある。何とか受け容れようと努力はしている。この記事とか。
おそれの対象は、怒り、怒っている母、自分の破壊的エネルギー。
破壊的なエネルギーが怖い理由は、自分が自分も周りも潰してしまいそうな気がすること、現に、破壊行動で数々の人間関係(特にパートナーシップね!(笑))を破壊してきたこと。
「でも、それだけエネルギーが強いってことだよね?それってダメなのかな?」
「それに、破壊と再生、っていうし、破壊と創造的エネルギーはセットなんじゃないかな?ペレだって、キラウエア火山からハワイ諸島の溶岩大地を生み出す女神だよねえ。」
とサトヒちゃん。私が私を嫌わないで済むように、私が気が付かない新たな視点を提示してくれます。確かに、エネルギーは破壊的な側面もあれば創造的な側面もある。誰の中にも、両面がある。エネルギーの発露の仕方が異なるだけ。
そして、サトヒちゃん曰く(論語風にお読みください「子、曰く」(笑))
「破壊力のある大きなエネルギーが人間関係を破壊するから怖いっていうのは、たぶん、そのエネルギーをぶつける時に、『こんな私を受け止められるわけないでしょ。』メッセージを乗っけてしまうからじゃないかな?」
と。
そうなのですよ。
人に対して、「こんな私を受け止められるわけない。」と見くびっているのは私。何なら、これを人に投影しているってことは、私が自分のことを「こんな私なんて」と思っているから。
これに対して、サトヒちゃんは、私のことを「かわいいなあ。」と言ってくれました。
「だって、分かって欲しい、受け止めて欲しい、愛して欲しいってことでしょ?」と。
そうそうそう!!!そのとおり!!!
かわいいのか!私!!(自己肯定感爆上げ。すぐ乗っかる。)
この他にも、私が仕事で行き詰まり感があることについて、
「器用な人の悩みだね。」「才能を受け取らないと嫉妬されるよ!」
とニッコリサラリと自分の価値を受け取れよ!と背中を押してくれました。
サトヒちゃんは、1時間の間に、私が自分を嫌わないように、的確で刺さる一言をたくさんプレゼントしてくれました。
そして、自分の中にあるおそれに気づかせてくれたうえで、「これまでどおり自分に向き合っていけばいいんだよ~」「女性性は変化のスピードも遅いから、ゆっくりゆっくり。」と応援してくれました。
まとめとして、
「内包するペレのエネルギーを押さえ付けるのではなく、解放して、うまく自分の中でエネルギーを循環できる方向にシフトできると、自分らしいバランスが取れてくるのではないかな?」
という言葉も頂きました。ありがとう!
その後、セッションを受けてから、昔からのお馴染みであるこの『破壊的な自分』を、好きにはなれないまでも、受け容れたい、と自分に向き合ってみました。母が怒っていたときはどんなだったっけ?と思い出してみたり。
それで、今朝、一見このこととは無関係な弟の話を記事にしました。セッションの前から書きかけだったので書き上げたのですが。
その後、突然、フッと気づきが降りてきました。
私が怖かったのは、弟の怒りだったんだ!と。
想像もつかないほど、何も言い返せなくなるほど、弟を怒らせてしまった私。
私は弟をそんなにも傷つけたんだ、というショックと罪悪感。
子どもの頃弟に意地悪をしてごめんなさい、私の方が優秀でごめんなさい(嫌らしい書き方でごめん)、という気持ち。ついでに、母に対して、女の私の方が優秀でごめんなさい、という気持ち。
これが、私が自分のエネルギーを出しきることへのおそれの源泉、私が力を出し切ると男の人を傷つける、男の人をキレさせる、という思い込みの源泉だった。
この思い込みはパターンとして現実化し、私は、司法試験に合格して当時の彼を傷つけたり(いや、合格したのは良いんだけど、彼は不合格だったのだ)、弁護士になってから相手方の男性をキレさせたり、プライベートでも元カレをたまにキレさせた。
私には、長らく「私は男の人を傷つけるから、怒らせても仕方がない」という思いがあって、これがどこから来ているのか不明でした。父を傷つけた覚えはなかったからです。
そして、弟はおそらくそんなことはもう忘れているし、覚えていたとしても水に流しているに決まっているのに、私は、自分1人で罪悪感を抱え続けていました。自分を否定し、責めるために。エネルギーを全部使わない言い訳に、罪悪感を使っていました。
さらに、私は、その罪悪感の補償行為として、弟の愚痴を聞いていたのです。結果としては、それはそれで良かったと思うので後悔はありませんが。
それから、遠慮して、犠牲して、自分は幸せにならない選択をし続けていました。
「私は、自分の破壊的なエネルギーで男の人を傷つける。だから、怒らせても仕方がない。」
この思い込みが、やっと外れるかもしれない。
久々にかなり大きな気づきがやってきて、めちゃめちゃ、めっちゃめちゃ感動しております。
サトヒちゃんが私の感情を整理してくれて、応援してくれて、流れを示してくれたおかげです。抽象的な表現だけど。
ホントにありがとう!!