皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?
たまに戦う弁護士&心理カウンセラーの小川正美です。
昨日、この話を書いた後、思ったのですが。
細々とではあるものの、連絡の取れない彼に対して私の思いが続いていたということは、何かしら彼から愛情を受け取っていたんだろうなあ、と思ったのです。
もちろん、言葉もスキンシップもないし、何なら態度も分かりにくいというか連絡なしモノなしSNSの繋がりもなし、だけど、なんとなー--く、彼なりに、私がしたことに対して感謝の気持ちがあったのかもしれない。
本当に、私がエスパーなのか頭がおかしいのかという感じですけれども。
感覚、直感、勘。あと、本来的には優しさはある人。ごくたまに複数で会った時の態度。根拠はそれだけですから。
ただ、私の勘違いだったとしても、何かしら彼からの感謝の思いがあったと私が感じていたから、細々と思いが続いていたのだと思います。
とはいえ、そういう受け取りにくい愛情表現は愛情として受け取りたくない私がいるのです。
まあ、もちろん、普通に考えたら(普通って言葉嫌いだけど)、そりゃそうよねえ、分かりにくい愛情表現が好きってよっぽどのドМさんくらいよ、いくら分かりにくいって言っても、言葉が無理でもせめて行動で表して欲しいわよ、という話なのですが。
私の心の中に、「イヤだー-!!そんなものは愛情とは認めんぞ!!拒否する!!」となぜか昭和のお父さん風口調で全力で拒否したくなるオヤジ正美がいるんですね。
長年自分と向き合ってきて私を俯瞰して見ているもう1人の賢者正美が言うには、こうした極端な反応を示す場合、もっと深いところに隠れた感情がある、とのことでした。1人芝居(笑)

で、なんで私はこんなに分かりにくい愛情表現を受け取りたくないのだろう、言い換えれば、なんで分かりやすい愛情表現に拘っているのだろう、と自分の気持ちを探ってみました。
もちろん、前回書いた、年下氏が、母に対し、いい大人かつ母に好意を持っていたくせにおばはん呼ばわりして甘えた感じでシャレにならないいじりをしていたことも嫌でした。
小学校1年の時に隣の席の男の子に八つ当たりされこと(隣の席の2人ともがランドセルに荷物を入れ終えたら帰れるという謎ルールがあり、速く荷物を整理した私が彼を手伝おうとしたら「余計なことするな!」と怒られた)も、すごく嫌でした。頭では、彼は自分が私より遅かったことが恥ずかしかったのだろう、というのは分かるんですけれど。
そして、
父が母に対して「ママゴジラ」という変なあだ名で呼ぶのも嫌いでした。
いや、頭では分かるんですよ。父は母を好きでいじりたかっただけだって。
私はどちらかというと自分がいじられたら美味しいと思うほうなのですが(笑)、女性性を傷つけるようないじり(容姿や年齢などで女性扱いしない)は、若い時から、好きではないのです。
だって、レディやマダムに向かって失礼じゃない。と思っちゃうのです。
あと、そこに透けて見える男の人特有の母親に対するような甘えも、そういう甘え方はかわいいとは思えないのです。
ああ。
今書いていて気が付きましたが、私は、母に「あなたはそんな扱いを受けるような女性ではない。もっと男の人に大切にあなたを扱わせてよ。」と言いたかったのかもしれない。
母は、常々、若い娘であった私に対して、「あなたは自分を大切にしなさい。」と言っていました。そして、私が何か不当は(不当に見える)扱いを受けたときは、「うちの大切な娘になんてことをするの!」と怒って、何ならクレームも言ってくれました。
母にしてみれば、父親である夫がいないので、自分が私と弟を守らねば!と必死だったのでしょう。子育て中のメス猫のような激しさをもって、外敵から私たちを守ってくれていました。
特に、女子である私については、性被害もあり得ることから、大切に育てて貰ったと思っています。
だから、私は、母に対して、母自身も自分を大切に扱って欲しい、と思っていたのかもしれません。
特に年下氏に対して。
また、これは全く違う観点ですが、私は、いつまでも娘でいたいのかもしれません。
父は、生前、母に対して「ママゴジラ」と言うだけでなく、私に対しても何かいじってきたりしていました。何と言っていたかは忘れてしまいましたが、女性性を揶揄するような言葉ではなかったと思います。まあ、子どもでしたしね。
で、そういう父のいじりについては、私は、それも愛情として受け取ってきたのです。だから、今もいじられるのは平気だし、むしろ美味しいと思うのです(笑)
でも、ママゴジラはイヤだった。
それを受け容れられないのは(受け容れなくてもいいのかもしれませんが)、もしかすると、父が私を溺愛しているのは知っていたけれど、それは当然のことながら娘としてであり、父のパートナーは母であり父は母を愛していたことを認めたくないのかもしれません。
女性性を揶揄するようなそんないじり方をしているくせに、愛してるって、何それ?
大人ってわけわからない(「大人は分かりにくい愛情表現をする」という私の観念(思い込み))。
それなら娘としてチヤホヤと可愛がられる方がいい。
それに、夫婦になってしまったら、夫はいなくなってしまうし(父や祖父が亡くなったことにより形成された私の観念(思い込み))。
分かりにくい愛情表現を受け容れてしまったら、ずっとそうやって甘えられる気がするから嫌だ。都合よく扱われそうな気がする(「分かりにくい愛情表現をする男性はずっと甘えたまま」「私は都合よく扱われる」という私の観念(思い込み))。
そんな思いが、潜在意識にあったようです。
そう考えると、今の私の状況(結婚していない、子どもがいない、男の人にチヤホヤされるのが得意、だけどなぜか分かりにくい愛情表現をする人に惹かれたりする、など)がとても腑に落ちます。
上にも書いたように、「大人は分かりにくい愛情表現をする」というのも、
「分かりにくい愛情表現をする男性はずっと甘えたまま」「私は都合よく扱われる」というのも、
「男の人はいなくなる」というお馴染みのものも、
全部私の勝手な思い込みなのです。
そこから、「恋愛において私は娘の立場でいる」という生存戦略を取っていたようです。
これらの思い込みを外すには、頭で理解することも大切ですが、
実際に自分を大切に扱って都合のいい女にはならないこと(自己肯定感を上げて自分の価値を認める)、
分かりにくい愛情表現だけれども底にある愛情を感覚で捉えることはできているのだから、そこに価値を見出し、愛情エネルギーを感じ取り、それがその時点のその人なりの精いっぱいの愛情表現なのだと受け取ること。
そして、両親は両親で仲良くやってもらうこと(笑)
両親との心の繋がりを保ちつつも、距離を置くこと。
母を父に返す、父を母に返す、というテーマは、これまでも何度も扱ってきたし、昔に比べると随分と楽にはなってきていたのですが。
まさかの「分かりにくい愛情表現の受取拒否問題」で登場するとは。
両親の影響って、本当に大きいのですねえ。
そして、娘を止めて大人の女性になったら(年齢的には十分すぎるほど大人ですが。笑)、自分で言うのもなんですが、
私は、愛嬌もユーモアも賢さも知性も美的センスも強さも優しさも運の良さも人間の器も兼ね備えた、自由で尊敬し合えて愛し合える、最高のパートナーになるんじゃないかと思っています。
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