LOVE LAUGH & LAW
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弁護士・カウンセラー 小川正美のサイト
弟家族がやってきた。
遠方に住んでいるので、会うのは1年ぶりである。
みんなで、私と弟の両親がいるお墓に行った。
小学4年と5歳の姪っ子たち。
女の子なので成長が速く、ちゃんとおしゃべりもできるし、気配りや優しさもすごい。それに賢い(さすが私の姪)。
姉妹それぞれ個性が違い、長子と末っ子の特徴があるけれど、どちらも、両親から愛されていることをわかっているようだ。
いわゆる大人の求める良い子ではなく、本当の意味の良い子に育っていて、弟と義妹に感謝するばかり。
会話のなかで、私が弟に対して、「パパはこうだもんねえ、ねえ、パパ?」と、ふざけて呼び掛けた。
そのとたん、不意に、涙がこぼれそうになった。
私のなかの、小さな女の子が、揺さぶられた。
悲しみとも、寂しさとも、不安とも違う、
かといって歓喜や達成感とも違う、涙。
何かが、融けたような。
私は、やっぱり、父から愛されていたんだ。という思い。
知ってたけど。。笑
この日に我々が来るのを知っていて、待っていたかのように澄みわたった青空と、満開の、吉野の桜を更新するような見事な桜。
父と母が、見せてくれた魔法。
お墓を丁寧に洗って、たくさんのお花をお供えして、線香をあげてくれた子どもたちは、満開の桜並木を見て、ひたすらにはしゃいでいた。
あの子たちにとっての「吉野の桜」がこの日だったらいいな。