皆さま、こんにちは。愛し合っていますか?
聖人君子になってみたい。良い子上等、でも自分勝手(笑)の小川正美です。あ。たまに戦う弁護士です。
いやはや、何だか忙しい。
本業の仕事も忙しいんですけれどね、何だかやりたいことがいっぱいあって。
1つは、7月に屋久島でリトリートをします。
その準備が本格化してきました。

今回は、初めての試みなので公募せず、15人ほどで行います。
山あり海あり温泉ありの自然の中で、思考は使わず休めて、心と身体・五感・時には第六感も使ってゆったりのんびりしよう。自分の深い場所に繋がろう。ホントの自分に戻ろう。
という企画です。
第2回以降もやる気満々なので、ご興味のある方は、お楽しみにして頂けましたら嬉しいです。
もう1つは、私がこれまで13年の弁護士経験で培ってきた、トラブルや紛争への対処、予防、最小化のマインドやテクニックについて、体系化し一般化すること。
どこまで一般化できるのか、果たして皆さまのお役に立つものなのか、走り出さないと分からないけれど、これは時間がかかってもいいから(というか、情報量が多すぎてなかなか直ぐにはできない)コツコツと取り組んでいきたいなあと思っています。
でね。
これらのことでお金を頂くにあたって。
前回のブログでは「稼ぎたい!」「特に、一緒にゲラゲラ楽しむみたいなお仕事は大歓迎!!」と言っていたくせに(笑)、
屋久島の件でいざお金を頂く段になったら、
私ってば、怖くて怖くて仕方なくなっちゃったんですよ。
たぶん、いや、間違いなく、幸せになるおそれってやつです。
だって、私にとっては、お金を貰うといえば、
時間を切り売りして頑張って労働した対価、仲間と働くのは楽しいけど安い時給、という学生時代のアルバイトに始まり、
満員電車の通勤で会社に着いたら仕事が半分終わったみたいな感じで、朝から晩まで働いて(暇な時もあったけど)、パソコンとにらめっこ、ひたすら電話応対、クレーム応対、業務効率化を実現した時の創造的な達成感はあるけど評価されたりされなかったり、楽しいかどうかは一緒に働く上司先輩同僚後輩次第、の会社員、
そもそも資格を得るまでが大変な時間と労力とお金で、頭脳労働・感情労働・責任重大、時に肉体労働、クライアントさんに喜んで貰えた時の喜びはあるけれどそこに至るまでが大変な弁護士業、
あとは、親からの遺産相続(笑)
なのでした。
つまり、私の頭の中では、「お金=頑張る+大変+しんどい+成果」の式が出来上がっていて、もはや観念・思い込みと化しているんですよね。
それが、楽しい!様々な手配等の実務はあるけれど、楽しい!
しかないようなことで、お金を頂くことができるなんて。
怖いわー---!
未知のことは本当に怖い!!幸せだけど怖い!!
自分にそんな資格というか価値があるのだろうかと無価値感がざわざわし、
人の期待に応えられるだろうかとお得意の自分への過度のプレッシャーをかけ、
親から叱られるんじゃないかという謎の怯えもあり(仮想敵としての親(笑))。
ああ、怖い。
でも、みんなに楽しんで欲しいから頑張る。怖いのを克服するのを頑張る(笑)
で、こういう自分がワクワクすること・楽しいことを現実化していく、しかもマネタイズしていったり社会に広く影響を及ぼそうとしていこうとしたりする時って、
男性性のエネルギーが必須だし、自分が純粋に望み続ける女性性のエネルギーも必須
なんですよね。
で、これらのエネルギーって、もちろん生来の個性としてのバランスはあれど、自分で育てていけるものなのです。
振り返ってみると、ここ4年ほど、私は、ずっと、自分の女性性を解放し続けてきました。
弁護士という男性性強めの仕事(実は感情労働だったりマルチタスクだったりで女性性もすごく必要なんだけれども)において、自分の女性性を抑圧してきたからです。
おかげで、リラックスや心地良さや柔らかさを仕事でも出すようになり、ずいぶん楽な心地でかつスムーズに仕事ができるようになりました。
感情面が整っていると、思考の流れもスムーズなので業務の効率がいいですし、
感覚面でも鋭敏になるので直感が降ってきたり湧いてきたりして、不思議なシンクロや「あ、あの仕事やっとこ」みたいな勘が働いて結果タイミングばっちり、なんてことが増えました。
ただ、そろそろまた男性性を育てる時期に来ているな、と思っています。
理由は、前回の記事でも書いたように、
>社会の中で何事かを成し遂げようと思って、自分が影響力を発揮していこうと思えば、お金のことは避けて通れません。
>もちろん、大切な自分を労わったり愛するにあたっても、お金はとても役に立ってくれる。
>だから、私は、これからは、素直にお金を稼ぎたい。
からです。
なので、今回、私は、自分の男性性を育むべく、男性性に対して、自分の女性性から、ずいぶんと励ましたり価値を見て承認したり誉めたりおねだりしたりしました。
自分の中の男性性を育てるのは、自分の女性性なのですよ。
これまで、弁護士になるまでもなってからもハードな日々を頑張ってきてくれたまさお(男性性)に対して、まさみ(女性性)は十分に感謝していなかったのです。
やれ、稼ぎがいまいちだとか、あんたがもっと体力があればとか、あんたがもっと強面だったらとか、そんな感じ。
まさみからそんなことばっかり言われて、まさおはすっかり拗ねていたしやさぐれていました。
「どうせオレなんてダメな男だよ!ていうか、でも、お前も優しくないし可愛くないし××だし〇〇だし」と、逆ギレ?されていました。
え?ああ、これ、全部私の中の話ですけれどね。1人芝居。笑笑
でも、すごいのが、こういう自分の中の自己攻撃が外側に投影されて、パートナーや仕事の相手方からの暴言になっちゃったりするんですよねえ。
で、まさみは反省したわけです。
曲がりなりにも、1人の妙齢の女性と猫2匹を結構広いおうちに住まわせてくれて、好きなものを食べさせてくれて、好きな服・カバン・アクセサリーを買ってくれて、好きな場所に旅させてくれて、好きな趣味をさせてくれて。
まさお、めちゃめちゃできる男じゃないの!
文句言ったりしてごめんね。イケメンだよ、まさお。ありがとう。
私のために、ホントによくやってくれているよ。
本当に心からありがとう。感謝しています。
こんな風に、まさみからまさおに言ってあげたら、心の底からホッとしたのです。
まさおが涙を流したくらい。
そして、これまでより更に深く、私は私自身と繋がったような感覚がありました。
ハートに温もりを感じるのです。
仕事でも、家事でも、SNSでのやり取りでも、従来よりも心を込めて、一呼吸ゆったりと、丁寧にすることができて(これは女性性ですね)、そこに男性性としてのまさおが喜んでいるのが分かる。
まさおがまさみの感謝を受け取って喜んでいるのも分かる。
こうして私の中のまさみとまさおが二人三脚で歩いて行けば、きっと、これからもっともっと幸せになることができそうな気がしています。