先日、成立した民事訴訟の和解の件で、お世話になっているベテラン司法書士の先生に登記をお願いしたところ、
その先生が、和解調書の内容について、
「先生。良い仕事をされましたね。」
とおっしゃって下さいました。
普段は、「自分が仕事に納得できていればそれでいい。」と突っ張っていますが、
やっぱりクライアントから喜んで貰えるのは一番嬉しいし、
こうして第三者から「いい仕事」と言って頂けるのも、同じくらい嬉しいことです。
ありがとうございます💖
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で、良い仕事とは何か。
弁護士の仕事は、総じて長いお付き合いになることが多いので、クライアントとの向き合い方では、弁護士の個性による部分も大きく、
もちろんクライアントの個性による部分も大きく、
何が正しくて間違っている、などとは言えないのですが。
良い仕事をするには、自分のコンディションを整える必要があると思っています。
良い仕事。
それは、言いにくいことを、伝えること。
相手方や裁判所に当方の正当性を理解してもらうこと、
正当性に基づいて、相手方にも、紛争解決をするメリットを理解・納得してもらうこと、
理解も納得もしようとしない相手方について、
クライアントに、どうにかこうにかその理不尽さと仕方なさを理解してもらうこと、
世の中にはそういう人間がおり、
そういう人間に関わる決意をした当方にも、
ある意味責任があるし、
「正しさ」を武器にしようという気持ちがあったこと、
このあたり以降からは法律論ではなくなるし、
クライアントのみなさまにはここまでは通常話しませんが。
こういうトラブルを選んだ自分の行動には、どういう意味があったのだろう。ということ。
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これらのことを関係各位にお伝えして(書面や証拠に基づいて)。
結果はどうあれ、それなりに良い仕事をするには、タフである必要があります。
知力だけではなく、
かなりの気力体力が必要です。
やはり、
自分のコンディションを整えることが、とても大切だと思うのです。