私は、4年近く前から、ライフワークを生きようと取り組んでいる。
ここで言うライフワークとは、必ずしも仕事に限らず、趣味やパートナーシップも含めた自分らしい生き方のことだ。
「自分らしい生き方。」
これが、言うは易く行うは難しなのである。少なくとも、私にとっては。
なぜなら、さんざん自分の心に向き合ってきたけれども、未だに、自分らしさって何なのか、私には確たる定義がないからだ。
私のブログひとつとっても、よく読んで下さっている読者さまはご存知のことと思うが、記事によって文体も違うし、唐突にポエムになるし、内容も日記だったり私小説風だったり心理学や法律の話だったり宣伝だったりで、統一感がない。
仕事や趣味にしても、弁護士業務のほかにカウンセリング、その他にも、古代文字や踊りやヨガや西洋占星術、様々なことに手を出している。そして、旅行に行ったり、米を作ってみたり。
子どもの頃から、たいていのことはちょっとやってみれば、ある程度はすぐにできるようになった。でも、1位は取れない。自分のこの小器用さ、器用貧乏、結果としての中途半端さが嫌だった。
そもそも、私の性格自体が不安定だ(笑)
強気になったり弱気になったり、優しいと思えば冷たいところもあるし、東京サイコー!と言ったかと思えば自然サイコー!とか言ってるし、無農薬の米を作っておきながらジャンクフードも好きだし、いかんせん人生自体がジェットコースターみたいなドラマ満載だし、捉えどころがない・ミステリアスと言えば聞こえはいいけれど、自分の気分屋ぶりに相当自分でも振り回されてきたし、昔は家族やパートナーや友人を振り回してきた(今もだったらすみません!)。
でも、ブログに関して言えば、最近は、「この統一感のなさが私だ。」と思っている。
仕事や趣味については、「私は多才。マルチタレントなのだ。」と思うことにした(石を投げないでください)。
気分屋なところは・・・「女性性が強いから仕方がない。」と思っている。
ああ。
こうして紐解いていけば、自分が「いまいちだなあ」「よく分からんなあ」と思っている自分自身のことも、自分らしさに繋がるのだ。
つまり、私らしさって、
・統一感がなくて
・多才なマルチタレントで(単語の意味が重複しているのはご容赦下さい)
・女性性が強い気分屋
なのだ。
今日は、そんな「私らしさ」をもっと知るために、根本裕幸先生のライフワークについてのグループワークに参加した。
あらかじめ与えられた事前課題に回答し、個々の質問の趣旨の解説(なるほどそういう意図だったのか!と膝を打つ)を聴きつつ、少人数で課題や自分の回答について今思うところや質問や気づきなどをシェアするというもの。
こういう会の常で、他の参加者に自分と似た要素を持つ人がいるものなので、自分のターンだけでなく、その人達のシェアとそれに対する根本先生のアドバイスも大変参考になる。
この中から、今日分かった「私らしさ」について列挙していく。
(実は、「多才なマルチタレント」も今日の会で分かったことなのだ。)
①私が大切にしたい・好きなこと = 表現を通じてエネルギーを循環させるのが好き。転じて、コミュニケーションが大切。
私は、表現することが好きだ。
文章を書くのも、話すのも、古代文字を描くことも、踊ることも、何なら訴訟の尋問だって、仕事である法律相談やカウンセリングや打ち合わせや講座準備や意見書作成や訴訟の準備書面作成だって(案外・自分のキャパを超えない場合にかぎり(笑))好きだ。
表現行為自体に、分量の多寡や抽出要素の違いはあれど、「私」のエッセンスをぎゅっと詰め込む、そして作品を創り上げる、そのことが好きだ。
また、作品を、人に対して、展示する、届ける、手渡す、そのことが好きだ。作品についての解釈や評価は、受け取ったその人が好きにしてくれて構わない。
ただ、願わくば、その感想や解釈や評価を、フィードバックしてもらえると、幸甚なのだ。
なぜなら、それにより、私という1つの生命エネルギーから発信した作品が、人に伝わって何かのブラックボックスのような変換装置で変換され、また違った形ではあるけれどエネルギーとしてぐるりと循環して戻って来る。
そのエネルギー作用の循環に、ときめくのだ。何でかは分からんけど。生来のSDGs型人間なのかもしれない。
恩送りで循環の輪を大きくしていく。#朝瞑想のひとこと#真の対等性は相対して小さな輪の中でこれだけやったとか競争するものじゃないと思う#今日は蠍座新月#コテハナ pic.twitter.com/pqCWW3y6Rl
— 小川 正美/たまに戦う直感系弁護士・心理カウンセラー (@MasamiOgawa_LLL) November 5, 2021
最近も呟いていた。
で、「表現」を拡大解釈して、日常の言葉や動作や表情や雰囲気も表現とするならば、私は、これらを人と循環させること、すなわちコミュニケーションを大切している、ということなのである。
②私が充実感や喜びを感じるポイント = 人を喜ばせることで自分の存在意義を感じる
人を喜ばせるのが好きなのはみんなそうだと思うのだけれど、私は、たぶん人一倍、人を喜ばせたいようだ。
それも、何かをすることによってのみならず(もちろん、役に立ちたい族の酋長だった時代もありますが)、「私が存在しているだけで、人が喜んでくれる」のが理想のようだ(石を投げないでください)。
そういう人の才能は、「カリスマ性」っていうらしいよ!(石を投げないでください)
気が付けば、語尾が「・・・ようだ」「らしい」ばっかりになっている。他人事感を留保したいらしい(あっ、また)。
③私が望む仕事環境 = 基本職人気質なので1人で好きにやりたいけど気の合う人と交流するのが好き
うん。これはそうだなあ、と素直に思う。
何だかんだ言っても、会社員生活も職場のメンツが好きな人が多かった時はめちゃめちゃ楽しかったし(何をしに会社に行っていたのか・・・)、
とはいえ、仕事内容がルーティンだったり決まった時間に満員電車に乗って職場に行ったり社内政治だったりができる体質ではないので、弁護士という仕事を基盤に自由を広げていく、そして人との交流の場を作っていく、というのは、とても私に合っていると思う。
そして、できれば、「カリスマ性」を発揮して、実務的なことは人にお任せしたい!!!(石を投げないでください)
★まとめ・ライフワークを生きる上でキーになる私らしさ
・統一感がない
・多才なマルチタレント(単語の意味が重複しているのはご容赦下さい)
・女性性が強い気分屋
・表現を通じてエネルギーを循環させるのが好き
・コミュニケーションが大切
・人を喜ばせることで自分の存在意義を感じる(「私が存在しているだけで、人が喜んでくれる」のが理想)
・カリスマ性がある
・基本職人気質なので1人で好きにやりたいけど気の合う人と交流するのが好き
・・・なんか、自分が思っている以上に、女性性が強いということに気が付いてしまった。
とりあえず、「石を投げないでください」項目について、受け取る練習から始めます。
自分1人では気が付けないことに気が付くことができるのが、カウンセリングやこうしたグループセッションの良いところだよね。
根本先生、ありがとうございました!
★昨年描いたライフワークストーリー
★私のセッションも割と「その視点はなかった!」とおっしゃって頂いています。
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