皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?
昨年に引き続き、雪舟国際美術協会展に古代文字の作品を出展しております。
今回の作品は、『落花流水』。
落ちた花が水に従って流れる意で、ゆく春の景色。転じて、物事の衰えゆくことのたとえ。時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえ。また、男女の気持ちが互いに通じ合い、相思相愛の状態にあること。散る花は流水に乗って流れ去りたいと思い、流れ去る水は落花を乗せて流れたいと思う心情を、それぞれ男と女に移し変えて生まれた語。転じて、水の流れに身をまかせたい落花を男に、落花を浮かべたい水の流れを女になぞらえて、男に女を思う情があれば、女もその男を慕う情が生ずるということ。
(三省堂 新明解四字熟語辞典)
という意味です。
選んだ理由は、語感の美しさ、多義的な意味の面白さ、これまで年に1度の虎舟塾展に出品していた作品はいずれも「花(華)」という文字がある四字熟語であったこと(過去は『花鳥風月』『風姿花伝』)、そして私の好きな作家の山本文緒さんの長編小説に『落花流水 (集英社文庫)』という作品があること。
さんずいも含めて、「水」の象形が多い作品です。
会場は、国立新美術館。
●会期 2020年12月9日(水)~12月20日(日)
●時間 10時00分~18時00分
●会場 国立新美術館 一階
ぜひお越しくださいませ!とは言えませんが、いらしていただけますととても喜びます!