皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?
先日書いた、スパルタ式自分の愛し方(自分を否定した(と思っている)人も自分の幸せを祈っていると半ば無理矢理受け取る)を書いた後、ふと思いつきました。
世界の女神は、ネガティブな感情を出している人が多いなあ。と。
例えば、ハワイの火の女神ペレ。(サッカーの神様ではない方ね。)
美しくて情熱的だけれど、めちゃめちゃ嫉妬深くて、怒りんぼで、ハワイ島のキラウエア火山が噴火して溶岩が大地を流れる時は、その溶岩に呑み込まれた建物などは「ペレに食べられちゃったね」などと言われています。
ペレにまつわる神話はいくつかありますが、カウアイ島に住む恋人ロヒアウを妹ヒイアカに迎えに行かせたらその2人が良い仲になってしまい、ペレが怒りの炎でロヒアウを焼き殺してしまったという逸話が有名です(細部は省略しています)。
例えば、ヒンドゥー教の女神カーリー。
血と殺戮を好む、時間・戦い・破壊の女神です。もう肩書きだけで怖い!(笑)ヴィジュアルも、黒くて結構怖いです。でも、シヴァ神の妻です。
例えば、ギリシャ神話の女神アテナ。
生まれた時、ゼウスの頭頂部より武装して鎧を纏った姿で出現したといいますから、めっちゃ戦闘意欲と戦闘能力の高さを窺わせますね。
知恵、芸術、工芸の女神様でもあります。個人的には、憧れています。強い女性は、美しいのだ。
そして、日本神話の天照大御神も、弟の須佐之男命(スサノオノミコト)の酷い行状に怒って天の岩戸に引きこもり、世界を真っ暗にするという怒り方をしましたよね。
そして、宴会が楽しそうで岩戸からチラ見して出てきちゃう、そんな彼女が大好きです。
怒りって、嫌な感情じゃないですか。感じ切るとスッキリはするけれど、強いパワフルな感情なので、怒りに振り回されて、怒りに任せて言い過ぎてしまったり(典型的には近しい人に対して自爆して関係性を破壊)、無関係な人に八つ当たりをしてしまったりして、自己嫌悪してしまい、怒りに対するイメージが悪くなったという方も多いのではないでしょうか。
それゆえ、アンガーマネジメントができる人が大人だ、ともてはやされたりしますし。
でも、感情ってコントロールしようとして抑圧しても、奥底に溜まってますます大きくなってしまうだけなので、私的には、アンガーマネジメントというのは、抑圧するよりも怒りを感じ切って発散させる方向が適切だと思っています。アンガーマネジメントの書籍を読んだことがないので、そう書いてあったらごめんなさい。マネジメントという単語のイメージだけでコントロール感を感じたのです(笑)
そして、怒りを感じ切ってお付き合いするには、前提として、怒りを嫌わず、怒ることを許可することが大切です。
怒りを許可するためには、1つには、怒りのメリットを知ること。
怒りのパワーが力強いのは皆さまもご存知のとおりで、このエネルギーを地球平和や環境のために用いたらこの世界がもっとよくなりそうですよね。マジで。
そんな壮大なテーマに取り組まなくとも、スポーツや資格試験や失恋やらツラい出来事を乗り越える際に、「リベンジするぞー!」という怒りは優れた起爆剤となり得ます。親等からの自立にも、「もう出ていく!」というパワーですので、もちろん有効です。
もう1つが、怒りのことを好きじゃない自分、だけど怒っちゃうのよね・・・だって、女の子だもん♪な自分を認めること。自己肯定感です。
「でもでも、だってだって、怒っちゃう私は好きじゃないの!」というそこのあなた。女性性が強いですね。本来優しいし、人に優しくしたいから、怒りたくないんですよね。
ただ、怒っちゃうのは、仕方ないんですよ。別にあなたが怒りっぽいわけじゃないのですよ。
だって、世界の女神様たちもみんな怒ってるじゃん!
今日言いたいのは、このことでした。
ちなみに、「だって、女の子だもん♪」の元ネタは、昭和検定3級以上の方ならご存知のバレーボールアニメ『アタックNO.1』です。あの歌は「涙が出ちゃうの・・・だって、女の子だもん♪」と悲しみを歌っていますが、怒りは第二次感情と言われていて、悲しみや不安や恐怖などの感情を抑圧するために生じる感情なのです。何が言いたいかっていうと、元ネタからずれてないよ!ってことです。どうでもいいですね、はい(笑)
なので、怒った後に、「ああ、私、悲しいから怒ってるんだな。」「悲しいってことは、そのくらいこの人に期待したり、愛情を感じているんだな。」などと思えたら、自己肯定感がまた上がっちゃいますね!やった~!!
そんな本音を、世界の中心から叫びたい方に。あと1席です!