皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?
今日は、恵まれていることの罪悪感を手放すやり方についてお話したいと思います。
え?恵まれてるのに罪悪感??と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
以前の記事でも書きましたが、実は、人は、多かれ少なかれ、この恵まれている罪悪感を持っているものなのですよね。容姿が良いとか成績が良いとか、自分だけ志望校や第一志望の会社に合格したとか、自分だけ可愛がられた、結婚した、子どもを産んだ、昇進した、マイホームを買った、裕福だ、何の問題もない・・・等々により、「人を傷つけてしまった。」と誤解することから、生まれる罪悪感です。
誤解。
そう、誤解です。
相手が傷ついたかどうかは、相手に聞かなければ分からないし、聞いたところで本心を言うとは限らない。よしんば傷ついていたとしても、それは、冷たいようですが、その人の問題であって、あなたには関係がない、もっと言えば責任はないのです。
これは、もしあなたが加害行為をしてしまった場合であっても同じです。法的な責任を負うことはあり得ますが(交通事故や不貞行為等が分かりやすい例です)、被害者たる人のマインドの責任まで負うことはない。もちろん、傷つけたことに対する真摯な謝罪や反省は必要です。法的責任としては精神的損害の賠償(慰謝料)をしなければなりません。が、それとて金額の上限があります。お金は、結局のところ、傷心をお金に化体して癒すための手段でしかなく、最終的に心を癒すのはその人自身にしかできません。
おっと。話が反れました!
えーと、つまり、恵まれている罪悪感を持つというのは、私は、そのお相手の力を見くびっていることだと思うのです。
その人は、そんなに弱い人ですか?
例えば、お母さん。お父さん。
そんなに、弱い人ですか?
きょうだい。姉さん、兄さん、妹、弟。
そんなに、弱い人ですか?
パートナー。配偶者、ビジネスパートナー、親友。
そんなに、弱い人ですか?
友だち。上司、同僚、先輩、後輩。知り合いの人。
そんなに、弱い人ですか?
たぶん、そんなことないんじゃないかなあ。
だって、あなたの周りの人だもの。きっと、一瞬羨んだりしたとしても、それをバネに自分を成長させられる人なのではないでしょうか。
私の話をしますと、私は男性性が強いからか、結構罪悪感のデパートです(笑)(心理学的に男性性は罪悪感を抱きやすく、女性性は無価値感を抱きやすいのです。)
そういや昔、疑惑のデパートってありましたね(笑)
元夫や元彼達を助けられなかった罪悪感(特に助けを求められたわけではないのに自主的に助けようとした(笑))、
クライアントさんに100点の結果を出せなかった(仕事の性質上無理なのに)罪悪感、
様々な人々への期待に応えられなかった罪悪感、傷つけた罪悪感。
これらについて、数年かけて散々向き合ったにもかかわらず、今でも、沼から出てきた湿った手にヒョイと触れられて足下を掬われるように、罪悪感ロードを驀進してしまうことがあります。
かなり立ち直りは速くなりましたが。
で、罪悪感の手放し方ってたくさんあるのですが(相手に謝るとか感謝するとか自分を許すと決めるとか)、その一つとして、
特に恵まれている罪悪感の場合は、
罪悪感を抱くことは、相手に失礼だ。
だって、お相手は、そんなに弱くない。
くらいに思ってみたら良いと思いました。お相手の力を信頼する。
そうすると、反射的に、自分とお相手が対等になるのですよ。恵まれている罪悪感、というのは、きつい言い方をすれば優越感の裏返し、お相手を見下しているということですから。
あなたは、今、恵まれているかもしれない。でも、それは、あなたとお相手が対等ではないということではない。
そう、思っています。
ではでは~
猫たちは罪悪感ゼロ。
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