皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?
先日、イチカちゃんから、瞑想中にカーリー(インドの殺戮の女神)が出てきて、その繋がりで私にペレ(ハワイの火山の女神)の話を聞かせて欲しい、とリクエストを頂きました。ありがとうございます!
こんな話も以前にしています。世界の女神様たちは、意外と怒ってるし、狭量だし、自分勝手だし、暴力的なんだよ、だから、我々人間ふぜいがプリプリ怒ったり、ネガティブだったとしても仕方ないよねえ、という話です。
とはいえ、ネガティブが爆発した時の自分のパワーの凄まじさというものに、おそれをなしたり、嫌気がさしたり、またつまらぬものを斬ってしまった・・・と罪悪感を抱いたり(五右衛門風なのは罪悪感じゃないか(笑))、私本当はか弱いのに!こんなの私じゃない!と自分を否定してみたり(いや、か弱いのかもしれないけど凄まじいのもあなたです、って話なんですが)、まあとにかく、自分を忌み嫌ってしまいがちですよね。
頭(思考)では、「これも、私の大事な一部だもんね。」と分かってはいても。
「そうそう、この怒りのパワーのおかげで、私は不当な扱いを免れたよね。」とか、
「それに人生の勝負の場面や火事場の馬鹿力が必要な場面では、このパワーが役に立ったし。」と、分かってはいても。
「このエネルギーを地球環境問題の解決に役立てられればいいなあ。」などと思う、優しいあなたもいるのだけれども、
私のこのネガティブが爆発した時の自分のパワーの凄まじさは、自分も人も傷つける。だから、嫌いだ。という思い込みは、なかなか無くすことができないものではないでしょうか。
ただ、ですね。本当に、そうでしょうか。
あなたのパワーは、そんなに忌み嫌うべきものなのでしょうか。
ここから、少し、私の話をさせて下さい。
私ね、よーく思い出してみたんですよ。
このネガティブが爆発した時の自分の凄まじいパワー(以下、「私の中のペレ」と言います)が暴れた時でも、私にとって大切な人たちは、みんな、怒ったり、呆れたり、防衛のため(笑)距離を置いたりしながらも、私のことを見捨てはしなかった、ということを。
それこそ、両親も、弟も、近しい親族たちも、友人も、恋人も、元夫も。
私は、ずっと、私の中のペレが暴れたせいで人が離れた、と思い込んでいたけれども。
そして確かに、そのタイミングでご縁が完全に切れた人たちもいたけれども、その人たちは、私にとっても、さほど大切な人たちではなかったのです。
大切な人たちは、みんな、元夫のようにご縁が切れたとしても、その理由は、私の中のペレを嫌ってのことではなかった。むしろ、そんな私を慰めてくれたり、そっとしておいて落ち着いてから声をかけてくれたり、叱ってくれたりした。
だから、もしかしたら、私が忌み嫌っていた、私の中のペレにも、人から見たら、どこか魅力や価値があるのかもしれない。
それは、情熱的で何となく惹かれる、放っておけない、ということもあるかもしれないし、私の欠点や弱点が人を安心させるということもあるかもしれない。
人間は、完璧ではないし、だからこそ、愛おしいものだし。
だから、私の中のペレが、悪いわけではない。そんなに自分を嫌わなくたっていい。
私が嫌っているほど、私の大切な人たちが、私の中のペレを嫌っているわけではない。怖いかもしれないけど(笑)
と、思ったのです。
それじゃあ、なぜ、私は、こんなにも私の中のペレを忌み嫌い続ける「必要」があったのか。
ここも、考えてみました。というか、自分の心に問いかけてみました。
答えは、「手を離したのは私のほうなのに、それを見たくなかったから。」でした。
大切な人たちのうち、距離が離れてしまった人たちについては、離れたのは、私の方だったかもしれない、と。
私の中にある、人が大好きで人と生きていきたい部分と、でも、どこか自分は1人でいるの方がいい、という諦めの部分。
人と近づいてしまうと、ペレが発動するし、見捨てたりして、その人を傷つけてしまう、だから人とは近づくのは怖い、
それなら、先に嫌われてしまえ、
という親密感のおそれ。
そこから、いわゆる試し行為的に、私の中のペレを発動させて、
「こんな私は嫌いでしょ?だって、私自身だって嫌いだもん。」
(でも、心の中では、こんな自分も愛して欲しい、というややこしい感情を抱いている)
と、まあ、暴れていたのです。あれですね、反抗期の子どもと同じですね。お恥ずかしながら。
そして、現実面では、上述のとおり、「こんな私でも愛されていた」と。
もう、幸せ者じゃないか!私ったら(笑)
こうした自分の心のカラクリというか、自分が自分に仕掛けたトラップに気が付いたら、私が私の中のペレを忌み嫌う必要性が無くなりました。
それに、元来、自分が自分のことを嫌うのは苦し過ぎますしね。
皆さまも、やめた方がいいですよ!(←急に偉そう)
だから、私の中のペレは、以前と比べてちっとも大人しくならず、きっと、怒り心頭になったらまた爆発して海を蒸発させ空に恐ろしげな赤い雲を発生させ草木や建物を焼き尽くすのだろうけれど、同時に、怒りが静まった後には溶岩大地となるものを産み出しているのです。
そして、奇特な人々は、そうした私の所業について、ある人は「おお、爆発している~!」と喜んで危険を顧みず観光し、ある人は危なげなく海洋ルートで船に乗ったり空からヘリに乗ったりして爆発の様子を観光し、またある人はこのエネルギーを何か有効活用できないものかと研究してくれたりするのです。
私は、奇特な人々のなすがまま、だけど、あるがまま。
ねえ、イチカちゃん。
カーリーは、確か、殺戮の限りを尽くした後、夫であるシヴァ神が目の前に横たわった時、はっと我に返ったんだよね。
シヴァも、そんなカーリーのことを愛していたんだろうなあ。
と、今、ふと、思ったのでした。
おわり。
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