皆さま、こんにちは!愛し合っていますか?
たまに戦う弁護士&心理カウンセラーの小川正美です。
すっかり春めいてきました。
地中の生命エネルギーがむくむくと成長して、もうすぐ芽吹く準備を始めている。
陽射しが高く長くなり、気温の上昇とともに、あらゆる生命の気がふわふわと上がっている。
私は、個人的に、(誕生日とか良い日もあるけど)母の命日やら何やらがあり日照時間が少ない冬は気分的に落ち込みやすく苦手です。なので、春って本当に好きです。
でも、以前に比べたら「落ち込みやすい」ということを分かったうえで自分なりに対処できるようになったので、かなりマシなんですけれどね。
人と話をするとか、猫と一緒にいるとか、自然の中や美術館や公園やホテルなど気分が上がる場所に行くとか。
特に、最近思うのは、人と話をしてエネルギーを回すことが大切だなあと思うのです。
それは、雑談でもよく。というかむしろ、くだらない話で大爆笑とかの方が今の時期はいいかもしれない。
本当にちょっとしたことなのですが、ここ2年はみんな自分の内側に気持ちが向く時間が長くなっていると思いますし、それはそれでもちろん大切なことで喜ばしいと思うのですが、
やっぱり、人間は、人と触れ合い、繋がりを感じることが喜びなんですよね。
エネルギーを回す、すなわち循環させると、繋がりを感じることができます。
同じできごとに笑い、勇気づける言葉や微笑みに安心し、自分も人を勇気づけたい・喜ばせたい・笑わせたい、と思って言動を選ぶ。
個人的に今はその人の在り方が雰囲気やオーラに滲み出やすい時代で、この流れは加速し大きくなっていくだろうと思っているので、敏感な人にとっては非言語的コミュニケーションの方が速いし楽かもしれません。
もちろん、人それぞれが放っているエネルギーは合う・合わないがありますから、合わない人と接していると苦痛なのですが。オンラインの普及もあって、合う人を見つけやすくなっているし、合わない人とは意識せずとも自然に離れていく流れになっている気がします。
私は、エネルギーが共鳴していると感じる人たち、同志と言ってもいいかもしれない、そういう人々との出会いが増えました。
老若男女問わず、心で繋がる、そんなことができる気がしています。
そうやって繋がることが増えていったら、
私が長年分かっていながらも受け容れきれず悩んでいた、「弁護士らしくない、一般的な弁護士の物差しに当てはまらない自分」を面白がってくれたり、価値があると言ってくれる人が増えました。
昨年夏に事務所を引っ越してからの流れもありましたが、今度は、仕事内容自体も新しいことをやりそうな勢いです。
そう、先日、私なんかにできないんじゃないかとグズグズと怖がっていた話です。
あの後、また、私と同じように世の中を良くしたい(あ、私の大言壮語を言っちゃった。でも私も良くしたいのです)と思っている人と話をして。
私よりもずいぶんと先を行く、影響力の強い彼女の口から、
「紛争を扱う弁護士でありながら、争わないことを心理面からもサポートできるめちゃめちゃ素敵な弁護士とこれから打ち合わせする、ってさっきクライアントさん達に言ってきた!」
と聞いて、
クラクラするほど感激しちゃったのです。
ああ、これでいいんだ。
これでいい、これが私、って自分で自分に言い聞かせていたけれど、ホントに人の口から「私がいい」って言って貰えるんだ。
そういう人が確実に増えてきている。
自分が自分を扱っているように、人は私のことを扱う。
前回も「人は鏡」と書きましたが、
苦しみの中でも、逃げずに自分と向き合って、人のせいにせず(でも人のせいにしたくなる時もあるのも仕方ないしあってもいい)、
過去に傷ついた感情から想起されるおそれや不安を説得しようと頑張り過ぎずそのままの形で抱きかかえ、「私は怖いんだ」と認め、
怖さを抑圧する怒りや、傷ついた自分に対する自己嫌悪も受け容れて、
みっともない、みじめな、バカにされそうな自分を受け容れて、
それでも、
私は私なんだ。これが私で、私は私以外のものにはなれない。
と、痛みすら伴う受容を経て、腹を括ると、
自分の中から自分を癒す光が溢れて、
結果として、周りも変わってくる。
自分に共鳴してくれる人が現れてくる。
そんなふうに思うのです。
だから、私が私であるだけで、あなたがあなたであるだけで、
全てのことは、大丈夫。なのです。