皆さま、こんばんは!愛し合っていますか?
たまに戦う弁護士&ガイディング・コンサルタントの小川正美です。
整体からの、美容室へ。美容師さんとはかれこれもう3年近くのお付き合いになるのかな?
年齢が近いこともあり、結構深いお話になることも多いです。で、今日の話は、「期待は手放したほうがいいよね~」という、これは心理学のシェア会なのか?みたいなお話をしました。
「期待」とは、相手が自分の都合よく動いてくれることを文字通り期待すること。
相手に対して一応働きかけはするけれども「これだけやったんだから、私の思い通りに動いてよね」という欲求を隠し持つ「取引」も期待の一種。
また、相手に対して罪悪感を感じてるゆえに「これで勘弁して下さい」とばかりに与え過ぎる「補償行為」も、許して欲しい容赦して欲しいという期待が含まれています。
期待は裏切られる、という心理学の格言があります。
まさにそのとおりで、相手が自分の都合よく動いてくれないかなあ、動いて欲しいなあ、という期待は、何も言動をしなくてもなぜか雰囲気的に・感情エネルギー的に伝わるものです。
そういう期待をかけられた方は、コントロールされてるみたいでイヤですよね。むしろムキになって期待どおりになんか動くもんか!となるのも無理はありません。
だから、期待は裏切られるのです。
で、期待は手放したほうがいいよね~、という今日の美容師さんとの話に繋がるのですが。
期待を含めた感情を解放する方法としては、
・ノートに書く
・ただただ感情を感じ切る
・心理系のワーク(アファメーション、声に出して宣言する、イメージワーク、手放す動作をするワーク等々)
などがありますが。
私が感じたのは、期待を手放すって難しいな~ということです。
特に、人の期待に応え続けてきた人にとっては。
「私はこんなに人の期待に応えてきたんだから、人も同じように応えるべき」
という強固な観念・思い込みがあるように感じます。
(別名・中学の部活の先輩が後輩に自分たちもしていたという理由だけで廊下での挨拶を強要するの法則。←今作った。笑)
これって、苦しいんです。
頭では、期待を手放したい。けど心が追い付かないから。
手放すには、やはり、
過去の自分が人の期待に応えて頑張ったこと、すなわち自分の愛が素晴らしかったことを認めて受け取ることが必要ですし、
さらには、期待してきた人(多くは親でしょう)がそうしたこと・そうせざるを得なかったことを許し、その人なりの愛をこれまた受け取る必要もありますし。
そうすると、漏れなく、愛される価値のある自分も受け取らなければならないですし。(案外これが難しかったりする(笑))
でもですね。
親きょうだいの期待に応え続けてきた自分、そこから派生して先生や先輩や上司やひいては対等であるはずのパートナーや友人の期待にまで応え続けてきた自分を許して、
すごいなあ、よくやったね、優しいなあ
と愛してあげると、もう人からの期待に応えなくてもいいか、という気持ちになります。
そして、人の期待に応えなくなっていきます。
メールやらLINEに即レスしなくなるし、何なら返信しないこともある。
SNSでいいね!をつけるのは本当にいいと思った時だけ。
お誘いや依頼は、気が乗らなければ断る。
自分が幹事の時も、義理で声をかけたりせず、来て欲しい人に声をかける。
全て、「今」の自分の心、ハートに聞く。
その選択は、心が震えるのか。
頭で「お世話になってるから」とか「声かけないとマズイ」とか考えていないか。
あくまでも「今」の選択で、その人々を嫌いになったとかではない。
そうやって心が震える選択をすると、自分が選んだことや時間がとっても楽しめます。
自分が満たされていきます。
そうすると、
人の期待に応えなくなったぶん、自分の観念が書き換えられます。
「人の期待に応えなくてもいい。私がそうなんだから、人も私の期待に応えなくていい。」と。
人に期待する気持ちが減っていきます。
期待を手放すことができると、自分も相手も自由にします。
だから、皆さま、もう心のままに生きていきましょう♪