皆さま、こんばんは!愛し合っていますか?
たまに戦う弁護士&ガイディング・コンサルタントの小川正美です。
桜が咲いてますよー!
事務所の執務室の窓から、乃木神社の桜が見えるんです。最高かよ!
さてさて、巷で「自分を愛することが大切」と言われて久しい今日この頃ですが、長く「自分よりも人を優先」「自分が我慢すれば丸く収まる」という生き方をされてきた方々にとっては、「自分を愛するって言っても、どうすればいいの?」といったところだと思うのです。
(ちなみに、自分を愛するようになっても人を優先する局面ももちろんあるのですが、それは「ここは人を優先すると自分が決める」ということなのです。)
特に、私のブログはマニアック過ぎて笑、最近なんて、全面的他者受容=全面的自己受容、とか、自分の求める愛され方以外の愛を受け取ることが愛すること、とか、分かりにくー-いことばっかり言ってますから。
一見、自分より他人を優先することが大切なんじゃ?と思われるかもしれません。
決してそうではなく、これらは、一定程度自己受容ができていて自分を愛しているなという方向けのお話です。
今日は、自分を愛するファーストステップとして、「自分の感情を知る。」をお伝えしてみようと思います。
「自分の感情を知る。」
私は、自分の感情を抑圧しすぎて、他人軸が行き過ぎてしまって、自分に嘘をつき過ぎてしまって、自分の感情がわからない時期が長く続きました。
正確に言うと、今でも、自分の本音が何なのかわからない時もあります。
ただ、今は、「本音がわからない」ということはわかっているので、少なくとも自分に嘘はついていないんですね。そのうち必要なタイミングでわかるだろう、とか、逆に今わからないってことは他にまだ本音を邪魔する感情や状況があるんだな、と思って、自分のことを見守っています。
自分の感情がわからない、って実は結構なストレスなんですよね。
特に、モヤモヤした感情に名前が付けられないときって、スッキリしません。
それは、自分のことを自分が理解してあげられないもどかしさからくるモヤモヤ。
モヤモヤのきっかけは、他人の言動かもしれませんが、モヤモヤを感じているのは、「あくまで自分」。
そんな時、モヤモヤした感情が「実は罪悪感だった」「嫉妬だった」「怒っちゃいけないと思って我慢したからモヤモヤしてた」とわかると、一段階、スッキリします。大切な自分の気持ちを自分がわかってあげたから。
さらに、そうしたネガティブな感情を掘り下げていくと、
例えば、「罪悪感を感じるくらい相手のことを好きなんだ」「嫉妬するくらい羨ましくて、自分にもホントはできるって思いたかったんだ」「怒ってもいいんだ!大切な自分をないがしろにされたんだから」「こんなに怒っているのは、悲しかったからなんだ」などということがわかります。
そうすると、さらにもう一段階、スッキリしますし、自分の中の愛情に気が付くことができて、ネガティブな感情も手放すことができます。
感情を手放すことができると、楽になり、嫌だったことや人にも自分を成長させてくれた、と感謝できたり、許せたりします。
新たな一歩を踏み出そう、という意欲が湧いてきます。
人生って捨てたもんじゃないな、と自分の人生を愛おしく抱きしめることができます。
すべては、自分の感情に気が付くことから。
とはいえ、日常生活では私たちは様々な思考や感情が瞬時に発生していきますので、実は自分の感情を知ることは、ゆっくりした時間を取るなど習慣づけをしなければ難しいものです。
瞑想もいいし、自分を空っぽにする趣味(ゴルフやランニングや車の運転は無になるとよく聞きますし、私の場合は書を書く時間とか無になるかなあ)もいいですよね。
今日、お勧めしたいのは、朝、ノートに思い浮かぶままの出来事や感情を書くことです。
私はもう5,6年やっていますが、続けていると、本当に自分の感情がわかってきます。過去を思い出して、「あ!あの時はこう思ってたんだ!」となることもしょっちゅうあります。
なぜ朝がおすすめかというと、朝の起き抜けは、睡眠時に潜在意識が開いて記憶や感情の整理をしたばかりで、潜在意識にアクセスしやすい時間だからです。
言い換えれば、自分の本音に気が付きやすい時間帯とも言えます。
続けていると、これは感情、これは思考、これは感覚、などと自分の想念の種類がわかるようになりますし、モヤモヤも早めに理由がわかるようになります。
思考が働いている時は頭の中がうるさい感じがして脳内の血流が速くなっている感じがしたり、感情であればハートや丹田あたりなどに広がる感覚や背中や肩がぎゅっと縮む感覚になったりすることが、分かってきます。
そうすると、なぜか、インスピレーションが降ってきたり湧いてきたりします。
(私の『朝瞑想のひとこと』はそんな風に生まれています。)
ルールは特にありません。
思いつくまま、自由に書いてみる。
よろしければ、お試しくださいませ。
★動画でもお話しています。