突然だが、私は、ゾロ目が好きだ。
結構好きな人は多いんじゃないだろうか。何となく縁起が良い感じがするから。
数字には単純な数以外にも意味やパワーがある、というのは、古くから言われていて、インド哲学(確か4が完成の数字だったかな)やカバラ数秘術(詳しくないですが)などがあり、日本でも8(八)は末広がりだから縁起が良いとされている。
最近はそう多くない印象だが、昔は、「4」は死を連想させるから、と言って、末尾4号室はない、という入院病棟やホテルや旅館も多かった気がする。
そして、私は、ゾロ目を非常によく見かける。
好きだから意識していて、目に飛び込んで来るのだろう。
ふと時計を見たら、11時11分だとか、何なら、うちの向かいのお宅の番地は、「1ー11-11」で、1が5個あるのだ(笑)
よく見る数字は、その時によって異なるが、先週土曜日には、ホテルで荷物を預けたら、「222」のクローク札であった。
昨日は、コーヒーをテイクアウトしたところ、お釣りが「666」円。
666は、キリスト教では悪魔の数字とされているらしいけれど、
日本では、「ミロク」と読めるから弥勒菩薩の数字と言われたりするようだ。ダジャレ・・・いやいや、語呂合わせで。
私は神様仏様業界に詳しくないので、弥勒菩薩について調べてみた。
とおい未来,慈しみにより生あるものすべてをすくうという菩薩。
釈迦(しゃか)入滅後56億7000万年ののち,兜率天(とそつてん)から地上にくだり釈迦にかわって衆生を救済する。天での修行中を弥勒菩薩,未来仏としては弥勒如来(弥勒仏)と称する。日本には飛鳥(あすか)時代に伝来,平安時代には弥勒浄土信仰がさかんとなり,修験道にもとりいれられた。京都広隆寺の半跏(はんか)思惟像が有名。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
なのだそう。
56億7000万年て。壮大が過ぎる。その前に地球か太陽がどうにかなってそうな気の遠くなる年月じゃないか。
ただ、広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像はとても好きだ。
あの薬指や思案中のお顔の絶妙な角度、清らかでゆったりした微笑み。私は、リアルで拝観したことはないが、映像からでも気品が伝わってくる。
優れた芸術品の放つオーラ、存在感、気配は、少し触れる(物理的に接触ではなく気配に触れる)だけでも、観ている者に対して、時に浄化、時にインスピレーション、時に気づきを与えてくれるところが凄いなと思う。
あれ。
ゾロ目の話から脱線してしまった。
しかも、オチがないぞ。
上手くまとめる方法も思い浮かばない(笑)
・・・・何はともあれ、ゾロ目を見ると、何となく気分がいいよね!
と、強引にまとめて終わることにする。
こういう日もある。と、自己肯定。